関西支部
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こうして能面はつくられる!〜奥深い能楽の魅力〜
更新日:2017年6月16日
 
■開催日:2017年4月15日土   時間14時0分〜
■場 所:千成センター
■講 師:島畑英之氏
 
能というとなかなか敷居が高く、すごく難しいイメージがあります。
能楽は650年余りの歴史があり、能面師の第一人者 ・堀安右衛門師に師事された島畑英之様にお話をお伺いいたしました。
島畑様は豊中市で能の魅力を伝えていきたいという思いでご活躍されております。
実際に使用されている能面(翁面〜女面、男面、他と20種類以上)を拝見させていただきました。
間近で拝見したのは、初めてですごく細かくリアルに出来ているのに驚かされました。
一つ一つ表情が違っており、目尻や口角の少しの違いでも若い女の人と中年の女性の顔を表現しています。能面に魂が宿っているのか、今にも動きだしそうな表情と力強さがとても印象的でした。
名称の由来も多々あり意味をもって表現されています。こうして面一つにとっても意味をしり、舞台を観るともう少し楽しく鑑賞できるように思い、私自信すごく興味を抱きました。

参加者、ひとりひとり実際に面をつけたときの雰囲気を体験させて頂きました。すごく視野が狭く演者の方は、目付け柱を目標の1つに舞うそうです。ですが慣れないとなかなか大変なのではないかと思いました。
そして、能面製作の実践をしていただきました。手慣れた手つきで一つの四角いひのき材が、みるみると顔の形に、少しずつ少しずつですが、曲面になり鼻、目と立体感が出てきました。
能面製作の資料を頂いたのですが、沢山の工程があり、細かく丁寧に作り上げていく作品には熟練した技術に感慨深いものを感じました。今回は、貴重な体験をさせていただき、日本の舞台芸術をもっと楽しみ、知っていけたらと思いました。ありがとうございました。
大塚純子