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12月例会「テレビ番組制作者は何を考えるのか」
更新日:2016年2月8日
 
■開催日:2015年12月13日日   時間15時〜
■場 所:グランフロント北館7階 ナレッジキャピタルサロン
■テーマ:〜 演芸番組・クイズ番組を中心に 〜
■講 師:石沢直樹氏(NHKプラネット近畿総支社)
 
いつも見ているテレビ番組の裏側世界を、この度NHKの番組制作に第一線で幅広く携わっておられる石沢直樹氏のお話と映像をとおして、その制作現場の実際を垣間見られることができました。
番組制作は「わが心の大阪メロディー」制作を例に、プロジューサー、舞台監督、美術設定、音楽担当、フロアーデレクター、司会、テロップ、音声、音楽効果、プロンプター、タイムキープ、VTR、編集、出演者担当、中継する人等々、多くのスタッフとの関りと共同作業でつくられています。
お馴染の番組「バラエティー生活笑百科」制作では他番組との比較において、コンセプトが同じ、扱う内容が同じでも、見せ方はいろいろあるとのことです。迷った時はもともとの「番組ねらい」は何なのか、原点に戻って考えることが大事。
NHKでは、放送作家ではなく、デレクターがコメント書きや構成案を作り上げる事が多いため、デレクターとして仕事をするには「書ける」ことが必須だそうです。「ニユース」では、コメントを作ってから映像をつくり、「番組」では、映像を編集してからコメントがつくられ、台本づくりはまさに連想ゲームとのことで、番組をつくる上でのスキルで、コメント力、発想力、修正力は超重要となります。

<コメント力> ・きちんとした日本語で文章が書ける。  
           ・きれいな日本語が使える。

   <発想力> ・斬新な発想ができる。(ときには逆転の発想も!)
         ・テレビではインパクトが大切。
         ・段取りを負う必要はない。どれだけ省略できるか。

   <修正力> ・いかに早く、的確に修正するか。
          ・構成力がしっかりしていないとすぐに修正できない。
  
「クイズ番組」出題方法では、①何を問われているか、②よく似たもの(正解の箇所)、③ガラと変える、④それはあり得ないでしょう、の4択方式の基に答えが作られている。

又、「百人一首競技かるた」では、テレビ番組化された「競技かるた名人戦」そして百人一首の歴史的事実、
選定、百人一首に込められた歌人たちのストーリー等々もお話頂きました。

普段何気なく視聴していたテレビ番組、その制作にはこのように多くの人が関り、さまざまな工夫がなされ
1つの番組が放映されていたのですね。「モノづくり」を生業としている私にも、お話の中でシンクロするところが多々あり、興味深く拝聴させて頂きました。石沢先生ありがとうございました。                      



報告:友田みのり